弱さの代償

いつも逃げ道ばかり探していた

弱さから目を背け

己から目を背け

 

誰かにすがる事で、甘える事で弱さを補填していた

その代償

 

その場その場で弱さを隠し、事実から逃亡し、時に偽り、時に誤魔化し最適な何かに成り済ます

その代償

 

そうしてる内に愈々本物がわからなくなった

それでもそれすらひた隠し

本当ならば、もうとっくに壊れてた

 

そんな私には

弱くとも、見え見えの強がりだけで

時に傷つき

時に泣き崩れ

時に自己嫌悪をしても

ただひたすらに己に正直にまっすぐと

何度倒れても立ち上がり

どんなに弱っても

常にまっすぐと生きるあなたが眩しかった

 

私はこの大きな代償を払いながらも、あなたの眩いほど純粋で素直で真っ直ぐな光を道しるべに

 

いつか眩い光の中のあなたのその笑顔を今よりもっとはっきりと見つめられるようにと