落ちつき

さっきまで騒ついていた色んな感情が 心が 不思議とだいぶ落ち着いた

もちろんその揺らぎが完全に止まった訳でなく まだまだ葛藤や後悔 反省 自責の念と言うような 感情で揺らいでいる

だがしかし ただ声が聞けただけで 今にも壊れてしまいそうなその大きな唸りは 遥か比較にならぬほど 僅かな揺らぎへと変わったのだ

言うなれば暖かく大きな力で支えられているかのように

闇から光への境界線 ここを超えるのはきっと容易では無いのだろう

それでも必ず超えなきゃいけない いや超えたいんだ

大きく暖かい力に応えるためにも 絶対に

今夜は異様に蒸し暑い でもそれでも幾分眠りにつけそうだ