2017-07-01から1ヶ月間の記事一覧

不思議な力

世の中にはたくさんの不思議な力に満ちている それを奇跡と呼ぶか 魔法と呼ぶか はたまた運命と名付けるのか それを偶然と呼んだらそれまでだけど あると信じた方が人生は何倍も楽しくなるさ 月の光を眺めながら、今夜は少しは眠りにつけそうだとふと思う ラ…

僕は扉 僕は入口 え?出口もでしょ? いやいや僕は常に入口だよ 内から外に 外から内に こっちからあっち あっちからこっち 2つの世界をつなぐ入口 この世界には出口なんか無いんだよ あるのは入口だけ 君が望むならいつでも僕を探して 扉は閉ざすものでは無…

虚ろ

知ってるの もう既にいかなる可能性もなく 全ての努力は意味がないものだと ううん違う 初めから何もなかったと 全てはまさに砂上の楼閣だったのだから でもね全ては分かっていた事 例え砂上の楼閣であったとしてもその美しき楼閣を無視する選択肢は無かった…

歪み

自分で言うのも些か可笑しいかも知れないが 私は少々「変わり者」である それは自覚している事でもありしばしば世間からもそう評価をされる 私は今までその事について大して深く考えた事は無かった 世の中にはそれこそ大勢の人がいて それぞれ異なる個性があ…

深酒

元々酒に携わる仕事をしていたので酒は嫌いでは無い しかし酒は飲むもので飲まれるものでは無い 酒だって造り手の思いもあれば味わって呑みたいものだ しかし酒には魔力があるのもまた事実 最近何をしてもスッキリせず 空回りも続き 夜はまともに眠れない そ…

受容

受け止め そして 受け入れる事 受け止める事は得てして比較的容易である 問題は受け入れる事 同じ様に思うかも知れないが受け止める事と受け入れる事は全く別の事である 受け止めるとは事実を認知しその事実を知る事 受け入れるとはその認知された事実に対し…

逢魔時のセレナーデ

空は闇深く 街のネオンの次第に弱く 今日は月の光さえも届かない 昼の賑わいも、その眩い光の時間もすっかりとその身を潜め 静寂とただ吹く風が支配する 闇は静寂を 静寂は孤独を連れてくる ずっしりと重たい風が流れては、押しつぶされそうな気持ちになる …

絆 本来は犬や馬、鷹などを繫ぎ止める綱の事らしい それが転じて断ち切れない人の結びつきの事を言うらしい きっと私が求めているものは絆なんだなと思った 関係性などきっとその時その場で状況によっては変わる事もあるかもしれない そんな事どうでも良いの…

心の在り処

誰もがきっと一度は考えた事があるのでは無いだろうか? 心の在り処 もちろん正確な事など誰も解らず ある人は此処だよと胸を指し ある人は頭の中さと自信げに答えた 頭の中とはきっと脳の事で、心も脳の機能の一つと言う事だろう でもだとしたら、なぜ頭と…

頭でっかち

幼き頃から母は「人の痛みを解る人になりなさい」 呪文の様に言われてきた。 お陰で多少人より痛みには敏感になれたかも知れない まぁ良い母だ。そんな母はO型でノーテンキ 私はA型で気が小さい しかし私にはこの言葉がしばしば呪いの様に感じることがある …

微睡み

微睡みの中 夢を見る 心の弱さが見せる幻 ハッとして一瞬脳は覚醒しまた微睡む 微睡んでは夢を見て 夢を見ては一瞬覚醒し また微睡みの中へ 夢は各々異なるり悪夢もそのまた逆も然り あまりにリアリティにかけるその夢に一瞬覚醒してはハッとするのだ 余りに…

弱さの代償

いつも逃げ道ばかり探していた 弱さから目を背け 己から目を背け 誰かにすがる事で、甘える事で弱さを補填していた その代償 その場その場で弱さを隠し、事実から逃亡し、時に偽り、時に誤魔化し最適な何かに成り済ます その代償 そうしてる内に愈々本物がわ…

天使と悪魔

天界の使者が天使 魔界の使者が悪魔 きっと天使にも悪魔にも色んな個体があってそれぞれ優等生もいれば落ちこぼれもいるんじゃ無いか? だとしたら優しい悪魔と冷酷な天使そんな奴らもいるかも知れない 優しくても悪魔は悪魔と捉えるか 悪魔でも優しいならば…

推進力

どんなに高性能な車でも 飛行機でも 船でも 進むためには力が必要です 前に進むための推進力 ガソリンだったり、ジェット燃料だったり、風だったり、石炭だったり 私の推進力はあなたです その存在が推進力

蜃気楼に馳せる想い

目前に悠然と建つ美しく優雅な城 直ぐそばにある様でそれは幻である事を知っている でもそれは確かにそこに存在している 美しさも優雅さもそのままに ただ歩けども歩けどもそれは遥か遠くに 今日もまたその蜃気楼に想いを馳せて 歩いて行こう、いつかたどり…

歯車

大きいのや小さいの様々な形 いくつもの歯車が噛み合うと信じられない大きな力すら生み出せる 大切なのは、組み合わせと距離感 歯車同士相性だってある しっかり噛み合って離れない組み合わせもあれば、 全く噛み合わなかったり、時には壊れてしまう事だって…

溢れるもの

何故だろう 次から次に溢れてくる それは何のため? どんな意味があるのだろう ただただ溢れてくる 私はそれを書き続ける 意味もわからずに 自分でも何が目的でどんな意味があるかもわからずに ただただ書き続ける 溢れ出るこの想いを、感情を、心を 書き続…

未来に通じる確かな道なんか何処にもない 目の前にはただただ果てしなく広がる可能性という名の世界があって、進んだその跡が道となる 道とは誰かが進んだ軌跡 大切なのは常に前を向いている事 そうすればそこには決まった何かなんか何も無く、大きな世界が…

「無」 何も無いって事 空っぽですら無い 器も無いから 何も無いその「無」を私は最近求める 大きく空いた風穴は塞ぐには大き過ぎて 中身も全て流れ出た ならばいっそ何もかも消えて仕舞えばいい だから最近私は「無」を求める この些か滑稽な想いとの葛藤を…

メッキ

なーんだメッキか 少々剥がれ落ちたその時に誰かが呟いた メッキで何が悪い! 剥がれるまではメッキだと気付きもしなかった癖に! そうなのだ。 剥がれなければメッキもそうじゃないものも見分けなどつかない。 剥がれたらまた貼り直せばいい 今度は前以上に…

夜 かつて世界があった場所 そして今は孤独が訪れるところ 暗幕の世界はその鮮やかな光を引き立てて 世界はいっそ活気に溢れる その光を失い世界を失った人々には 只々延々とも思える闇が訪れる場所 闇は人の孤独を照らし出す 遥か遠くのかつての世界に想い…

言葉

言葉 意味を表すため、口で言ったり字に書いたりしたもの 辞書はそう教えてくれる 形の無いもの 目に見えないもの 風が吹く音や、感じる空気 様々な感情や想い そう言うものに形を与えてくれるのも言葉であり文字であり、文章であり、詞であり活字なんだと私…

存在

存在するって言うこと。 それは確かにそこにあるって認識する事 例えそこに確かに居たとしても、いる事を認識して居なければ存在はして居ない事 他の誰かが気づかなくても、例え自分だけでもそこに確かにあるって認識すればそれは存在しているって事 生きて…

弱さ

自分の弱さ常に強がってしかいられない事一人では何もできない事優しさの意味を理解できない事愛する人を愛したいのに愛せないこと支えたいって想いだけで支える勇気も術もなかった事「本当の自分」が既に自分で見失ってしまっている事心の弱さが余計に自分…